ダイヤルアップによるインターネット接続の時代からつづくPPPoE（Point-to-Point Protocol over Ethernet）方式では、プロバイダを通してインターネットへ繋がるため、NTEを必ず通ります。NTEはプロバイダ単位で設置され、かつ同時にアクセスできる数に制限があります。そのため、インターネット利用が増える特定の時間帯や、クラウド・ゲーミングやリモートワークの普及に伴うトラフィック増大により、NTEがボトルネックとなり輻輳による接続遅延が発生しやすい状況にありました。

当社が積極展開するIPoE方式では、NTEを通過せず直接インターネットにアクセスします。それゆえPPPoE方式よりも大容量で、かつ一斉に大勢のお客様がアクセスしても接続環境が安定しやすいという特徴を持っています。

また、当社ではマルチキャリア方式を採用しています。物件の戸数や立地環境にもとづいて複数の通信キャリアから最適な回線の選定や、高速通信・セキュリティの面で優位性がある法人向け専有型回線を住宅向けに応用し、快適で安心なインターネット接続環境を実現しています。スマートホームの普及に伴っては冗長化対応（異なる通信キャリアの並行敷設）による通信障害のリスク低減策など、時代のニーズに合わせたベストなサービスをご提供します。
当社は、新たな技術の研究と導入に努めながら、日々、サービス提供品質の向上に努めています。